行政書士の勉強の時に、教科書で読んでわからなかった記述は参考書を見て理解していました。
その中で個人的に役に立った参考書を紹介したいと思います。
行政書士試験に限らず、資格試験で法律を勉強する際に参照していただければと思います。
民法
有斐閣ストゥディア 民法 有斐閣

民法については基本的に有斐閣ストゥディアが理解しやすかったです
シリーズは1〜7まであり、私が行政書士の勉強をしていたときは「民法2物権」だけ出版されていませんでしたが、2025年2月に発売され、シリーズ完成しました。
図解や、具体例を通して民法の基本的な条文理解を深めてくれる良書で、これを読まないと理解できなかった概念はいくつもあります(法定地上権とか)。
教科書や講義を通して、民法を一通り終えた後、過去問を解いて全然理解できていない時は、この本を通して民法の理解を深めることをおすすめします。
行政法
行政書士試験の中でメインとなる行政法については参考書使用しておりませんでした。
民法と同じく、有斐閣ストゥディアの「行政法」を購入しましたがほぼ参照しておりません😅
主にユーチューブの「ゆうき大学」の講義を視聴し、理解に努めていました。
下記がリンクになります

合格した際の得点内訳で行政法の得点は良くなく、LECの試験直後解説で講師の方が「この問題を間違えた人は反省してください、超基本問題です」と言っていた問題を落としていました🥲
行政書士試験は行政法がキモとなりますので、私のようにならないようにしてください
会社法
行政書士試験では会社法を捨てる方は多いかと思いますが、私は司法書士を見据えていたので会社法も抜かりなく勉強していました。
「やさしい会社法講義 舩津 浩司 日本評論社」

こちらの参考書は、平易な語り口で書かれており、法律本にありがちな記述が難解で読んでて疲れるということがないです。
タイトルに偽りはなく、一通り網羅されており行政書士試験に十分な内容で、学説でもはっきりしていない論点は注に書かれているので、本文を読み込めば試験的には問題ないです。
行政書士試験に合格した際には、会社法は満点だったので行政法で落とした分をカバーすることができました👍
憲法
行政書士試験の憲法は個人的に簡単だったので教科書のみで挑みました。
憲法は判例知識ばかりで、裁判の結論と、その結論に至る理由をぼんやりと記憶しておけば基本的には大丈夫だと思います。
結局2冊しか紹介しておりませんが、基本的には有斐閣ストゥディアを信頼していいと思います。有斐閣ストゥディアでなんとなくしっくりこなかったら、他の参考書を探してみてください。
他にもおすすめ本あれば教えていただければ幸いです。
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